潮風に誘われて、海を間近に望む宿

(掲載日 2010年3月1日)

厳選の宿

湯けむりくらぶが厳選した温泉宿をご紹介

【山口県・はぎ温泉】夕景の宿 海のゆりかご 萩小町

「窓から見える夕陽が毎日違うんです。それを待つのが楽しくて」。そう語る女将の目線の先にあるのは日本海。岩肌に当たり、豪快にあがる水しぶき。ハッと息を呑むほど海を近くに感じる。チェックインを済ませ、早速、夕陽を望むには格好というカフェ・バー「海のゆりかご」を訪れてみた。ワインレッドのソファに腰を降ろすと、海がちょうど目線の高さに広がる。それはまるで柔らかく包まれるような、母なる海の「ゆりかご」であった。

カフェバー「海のゆりかご」から夕陽を望む。

カフェバー「海のゆりかご」から夕陽を望む。

「悠久の町」にある露天付き客室(写真は和洋室タイプ)。

「悠久の町」にある露天付き客室(写真は和洋室タイプ)。

日本海で捕れた旬の魚も楽しみだ(料理はイメージ)。

日本海で捕れた旬の魚も楽しみだ(料理はイメージ)。

館内は白壁や箱庭でまとめられた「波止場町」、釣り堀のある「竜宮の町」など、テーマを持たせた7つのエリアに分けられる。

男女別の大浴場「夕波の湯」からも夕陽を望む。

男女別の大浴場「夕波の湯」からも夕陽を望む。

平成18年の新装に伴い「悠久の町」と「港町」には、全12室の客室が誕生。温泉ではないが、そのうちの3室の客室には内湯付きの露天風呂が付いている。2室は洋室、1室は和洋室タイプだ。
もうすぐ日が暮れる…。「露天風呂から見る夕陽も綺麗ですよ」というスタッフの言葉に促され、大浴場のある「海原の町」へ歩みを早めた。そこに広がるのは、絶景の海原!湯に身を沈めると、波のざわめきと共に「体感が生まれる。夕陽が視界に混じって溶けてゆく…。ふわり、とその浮遊感に酔いしれながら、大海原を肌に感じた。
そして火照った身体のまま、夕食会場へ。そこで待っているのは華やかな宴。随所に技巧を施された繊細で創造性豊かな料理が魅了してくれる。特に日本海の荒波に揉まれた海の幸は生命力に満ちあふれ、口の中で弾けんばかりだ!
ここで感じるのは海の偉大さ、そして懐の心地良さ。それは誰を厭うことなく、訪れる者を温かく受け入れてくれる。

『夕景の宿 海のゆりかご 萩小町』
山口県萩市椿東6509 TEL:0838(25)0121

  • ○通常料金:1泊2食/9,800円〜・露天付き客室20,000円〜 休前日/3,000円増・露天付き客室5,000円増〜
  • ○泉質:カルシウム・ナトリウム・塩化物泉
  • ○温泉施設:内湯男女各1・露天男女各1

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